半端に残った食材で、一回分の献立を作れるようになると、食費の節約に大いに役立ちます。
どうやって食材を使い切ろうか?と悩んだ時に、定番レシピ5選をお届けします。
八宝菜
昔から、冷蔵庫の残り物を使ったレシピの大定番。
八宝菜は、材料をわざわざ揃えてから作るものではなく、残り物をかき集めてきて作る献立です。
残り物を「八つの宝」と称したところに、昔の人の賢さを感じます。
白菜、豚肉、人参、タマネギ、長ネギ、きのこ類などが定番の食材ですが、キャベツ、もやし、ピーマン、鶏肉など、冷蔵庫に残りがちな他の食材でも大丈夫です。
ポイントは、炒めて、火の通りやすい食材であること。
キャベツを使う場合は、炒める前に、電子レンジで1分ほどチンしてから炒めると、カサが減って、炒めやすくなります。
炒めるだけでは火が通りにくい食材を使いたい時は、事前にレンチンするか、細かく切るかして工夫してみましょう。
ポタージュ・スープ
根菜類は、ポタージュ・スープにするのがおすすめ。
ポタージュ・スープとパンがあれば、朝食や昼食に嬉しいですね。
スティックミキサーは、食材使い切りのために、持っていると便利な調理道具。
トロリとしたポタージュスープを作るには、じゃがいも、かぼちゃなどのでんぷん質の多いイモ類を一緒に煮込みます。
イモ類がなければ、ごはん粒でもOKです。
スティックミキサーを使えば、じゃがいも、かぼちゃなどと煮込んだスープを、そのまま鍋の中で、ポタージュスープにできるので、洗い物も少なくて済み、おすすめ。
オムレツ
卵があれば、オムレツが食材使い切りの献立になります。
炒めるなどして加熱した食材を、オムレツの中に入れれば、朝食、昼食にぴったり。
ほうれん草、小松菜、ネギ、キノコ類などの野菜
豚肉、鶏肉、ひき肉、ベーコン、ハムなどのお肉
なんでもオムレツの具材に使ってみてください。
パスタソース
パスタソースに混ぜ込むのも、おすすめ。
パスタソースから自炊してもいいけど、市販のレトルトのトマトソースを買ってきて、それに残り物の食材を炒めて混ぜ込んだら、豪華なパスタソースの出来上がり。
トースト
残り物を炒めておいて、チーズと一緒に食パンの上にのせて、トースト。
いろんな味の組み合わせを試してみてください。
食材使い切りレシピのポイント
食費の節約になる、食材使い切りレシピのポイントは2つあります。
まず1つめのポイントは、冷蔵庫にあるものだけで作れること。
食材を使い切るために、わざわざお肉などを買い足さなくてはいけないレシピだと、食費の節約にはつながりにくい。
調味料、卵、レトルトや缶詰など、いつでも家にあるもので、食材使い切りの献立をつくれるようになると、食費が節約できます。
2番目のポイントは、料理をする時に「これっぽっち残ってもしょうがないから、入れちゃえ!」というのを止めること。
これをやっていると、だんだんと食べる量も増えてくるし、食費もかさんでいきます><
少しだけ残った食材も、使い切りレシピで立派にもう1食分の献立になります。
朝食や昼食にピッタリですし、夕食になる献立もあります。